クリニックマネジメント術

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クリニックマネジメント術 第13回 業務日報を診療に活かす(4)

「見える化」を改善につなげるー2 前稿では、「業務日報」による経営データの「見える化」のうち、(1)患者数、(2)診療報酬について解説しました。本稿では、(3)患者サービス、(4)業務プロセスの改善について、具体的なポイントをご説明します。
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クリニックマネジメント術 第12回 業務日報を診療に活かす(3)

「見える化」を改善につなげるー1 前稿では、「業務日報」による経営データの「見える化」が重要であり、見える化は、(1)患者数、(2)診療報酬、(3)患者サービス、(4)業務プロセスの改善(効率化)を主な視点として行う必要があることをお話しました。本稿と次稿で、それら4つの視点について、「見える化」の具体的なポイントとそれぞれの対応策についてご説明します。
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クリニックマネジメント術 第11回 業務日報を診療に活かす(2)

「見える化」のポイントとは? 昨今、医療界、特に大病院の経営で「見える化」という言葉がキーワードになっています。 「見える化」は、広義では「可視化」と同意語として使われていることが多いようですが、厳密には意味が異なります。「可視化」とは・・・
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クリニックマネジメント術 第10回 業務日報を診療に活かす(1)

なぜ「業務日報」が重要なのか? 健全なクリニック経営を継続する上で、利益の確保は必須です。クリニックの利益は、「患者数 × 単価ーコスト」で算出されますから、利益を伸ばすには、「患者数」か「単価」を上げるか「コスト」を下げるかしかありませんし、診療報酬が抑制される傾向にある今、仮に患者数と単価の両方が10%下がった場合、利益が約20%下がってしまうことも一目瞭然でしょう。
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クリニックマネジメント術 第9回 次回受診目安票を診療に活かす(2)

次回受診目安票を運用するには、まず、基本設定画面で適切なメッセージを登録する必要があります。患者さんに度々お伝えしているメッセージや、クリニックからのお知らせなどをあらかじめ登録しましょう。また、印刷枚数も設定できます。
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クリニックマネジメント術 第8回 次回受診目安票を診療に活かす(1)

「次回受診目安票」とは何か?「次回受診目安票」と言っても、ピンと来ない方が大勢いらっしゃるかと思います。これは私が作った造語で、次回の受診タイミングの目安とその間の注意点等についてのメッセージを票にしたものです。 基本的には診察の最後、または会計時に患者さんにお渡しします。3Beesでは、次回受診目安票を手軽に出力できるアプリ「Beeメッセージ(旧:Bee次回受診目安票)」をご提供しています。
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クリニックマネジメント術 第7回 予約システムを診療に活かす(3)

「順番予約」の上手な活用法とは?当日診察の順番を確保する「順番予約」。そのもっとも大きなのメリットは、「患者さんの院内滞在時間の短縮」と言えるでしょう。患者さんの院内滞在時間が短いことは感染予防の観点からも望ましく、具合の悪い患者さんにかかる負担を軽減することもできます。
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クリニックマネジメント術 第6回 予約システムを診療に活かす(2)

「時間予約」の上手な活用法とは?クリニックにおける時間予約のもっとも大きなメリットとしては、「患者数の平準化」があげられます。患者数が平準化されれば、クリニックはより少ないコストでより多くの患者さんに対応することができるからです。では、どうすれば予約システムを活用して患者数を平準化できるのでしょうか。
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クリニックマネジメント術 第5回 予約システムを診療に活かす(1)

予約システムはなぜ難しいか?ーー 予約システムを導入するクリニックは年々増えていますが、一方で、クリニックには予約制は向いていないと考える医院経営者もいます。本稿から、クリニックにおける予約制、そして予約をサポートする予約システムを導入する意味や効果についてまとめてみたいと思います。
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クリニックマネジメント術 第4回 患者満足度調査を診療に活かす(4)

いよいよ、患者満足度調査(PS調査)の最終回となりました。今回は、調査結果を実際にどのように診療に活かしていけばよいかを、筆者が経営するスマイル眼科クリニックを例に具体的に見ていきたいと思います。