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Bee順番管理を導入、当日の電話での順番取りも連動させ、患者数の平準化と体感待ち時間の低減をともに見事に実現されている吉田整形外科。導入の経緯やその後の効果、また、3Beesを活用した独自の工夫について、院長の吉田章一先生にお伺いしました。
診療科目 :整形外科
診察室数 :3室
スタッフ数 :医師1名、スタッフ22名
地域 :千葉県八千代市
導入アプリ:
患者様の数が多く、30席以上ある待合室に立って待つ患者様が出ることもあった。
患者様から「私の順番はまだでしょうか」という問い合わせが多く、対応に追われていた。
3Beesなら、元々あったPCがそのまま使えるため、導入コストを抑えられる。
シンプルで直感的に使用でき、PCを上手に使えないスタッフでも簡単に使える。
順番管理システム「Bee順番管理」で、診察室への呼び出しまでの順番を見える化。患者様は、待合室に設置されたモニターで自分の順番を確認できるようになり、「私の順番はまだでしょうか?」という問い合わせがゼロに。
順番管理システムと電話での順番取りを連動させ、電話受付時に診察の目安時間をご案内。患者様は診察目安時間に合わせて来院されるようになり、待合室の混雑緩和に貢献。
医師は診察室にいながら待ち人数や個人の滞在時間を把握できるため、患者様が多いときはスピーディーに、少ない時は少しリラックスしてという具合にメリハリをつけて対応できるようになった。
ー 3Bees導入の経緯をお教えいただけますか?
(吉田先生)当院は患者さんの数が多くて、待ち時間がやたらと長かったんです。2時間半、3時間と待つ時間が増えて、30席以上ある待合室に立って待つ患者さんが出てくるようになって。とにかく、どのくらい待つのか、何番目に見てもらえるのかというのがわかるようにしたいというのがありました。そんなときにスタッフが3Beesを見つけて来ましてね。
ー 3Beesの導入はスムーズに進みましたか?
(吉田先生)PC自体は元々あったものをそのまま使えましたし、LANも整備できていたので、3Beesを導入するための準備は特に必要なかったです。
(田渕氏)みんながPCを上手に使えるわけではないので、はじめは戸惑いもありました。ただ、一度誰かにレクチャーしたら次はその人が他のスタッフにレクチャーできたので、レクチャーがスムーズに進みました。すごくわかりやすくて使いやすいソフトだと思います。
ー 3Beesをどのようにご活用いただいていますか?
(吉田先生)まずは、患者さんに番号票をお渡しします。それから、予め印刷しておいた同じ番号のカードをカルテが入っているフォルダに差し込んでおくんです。診察は1-199番まで、リハビリは200番からという形で番号を使い分けて、誰が見てもひと目で何にどのくらいの人が待っているのかがわかるようになっています。
また、うちでは順番取りの電話受付をしていて、スタッフがひとり携帯電話を持って、電話を受けた時に受付・発番して、「11時30分にいらしてください」などと目安の時間をご案内しています。
ー 3Beesの効果を実感されるのはどのようなときですか?
(田渕氏)以前は、患者さんの方からの「私の順番はまだでしょうか」という問い合わせがどうしても多くて、そのたびに受付のスタッフが走ってきて、「この人カルテ何番目ですか? じゃあどのくらいですね」という話をしなければならず、対応に追われることが多かったのですが、それがなくなりましたよね。
(吉田先生)患者さんを何人お待たしているかが診察室にいながらにしてわかるようになったので、今急ぐべきなのか、あるいは少し余裕を持ってできるのかが判断できるようになったのは大きいです。患者さんの人数に合わせてメリハリをつけて対応できますからね。
吉田整形外科
院長 吉田 章一 先生
診療放射線技師長
田渕 万砂子 氏